ようこそ、
田んぼに浮かぶホテルへ。
出羽三山から庄内平野、そして日本海へ。
山形県庄内地方は、豊かな自然の恵みで満たされた土地です。
そして、この土地を象徴するランドスケープである水田から着想を得て生まれたホテルが
SUIDEN TERRASSE。
田んぼに浮かび、周囲の山並みや田園風景に溶け込むような佇まい。
木のぬくもりを生かしたシンプルで居心地のよい空間で、
晴耕雨読の時をお過ごしください。
SPECIAL PLAN
世界的建築家・坂 茂氏が設計を手掛け、どこに身を置いても
田んぼの気配を感じられるようデザインされたSUIDEN TERRASSE。
この土地ならではの文脈を紐解き、「空間」「本」「食」「農」「地域」「癒」
6つのキーワードで、特別な時間を提供します。
ARCHITECT
「美しい水田の風景をいかに保ちながら、そこに建築を優しく挿入するか」
世界的建築家 坂 茂氏が設計を手掛けた
四季折々で表情を変える田園風景と調和するSUIDEN TERRASSE
SUIDEN TERRASSEの設計を手掛けたのは、サスティナビリティを意識した紙管を使った建築や積極的な災害支援活動などで世界的に知られ、建築界のノーベル賞とも言われるプリツカー賞を受賞した坂 茂氏です。
設計にあたり坂氏が最も重視したのは「美しい水田の風景をいかに保ちながら、そこに建築を優しく挿入するか」ということ。基礎部やコア部分以外は木造構造で田園風景に馴染むよう考えられており、四季折々で表情を変える山形庄 内の田園風景とSUIDEN TERRASSEの建築の調和は唯一無二の風景を作り出しています。
開放的な共用部、ライブラリー、レストラン、温泉・サウナなどそれぞれに特徴がある館内施設、そしてプライベート空間が確保された客室エリアと、至る所に坂氏ならではの建築技術や意匠がふんだんに盛り込まれています。
滞在を通して、坂 茂氏による”田んぼに浮かぶホテル”の建築の魅力を存分に体感してください。
SHIGERU BAN ARCHITECTS 坂 茂
1957年東京生まれ。77-80年、南カリフォルニア建築大学(SCI-Arc)在学。84年クーパー・ユニオン建築学部(ニューヨーク)を卒業。82-83年、磯崎新アトリエに勤務。85年、坂茂建築設計を設立。
95年から国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)コンサルタント、同時に災害支援活動団体ボランタリー・アーキテクツ・ネットワーク(VAN)設立。主な作品に、「ポンピドー・センター・メス」、「静岡県富士山世界遺産センター」、「大分県立美術館」、「ラ・セーヌ・ミュジカル」、「オメガ・スウォッチ本社」などがある。これまでに、フランス建築アカデミーゴールドメダル(2004)、日本建築学会賞作品部門(2009)、フランス国家功労勲章オフィシエ(2010)、オーギュスト・ペレ賞(2011)、芸術選奨文化部科学大臣賞(2012)、フランス芸術文化勲章コマンドゥール(2014)、プリツカー建築賞(2014)、JIA日本建築大賞(2015)、紫綬褒章(2017)、マザー・テレサ社会正義賞(2017)、アストゥリアス皇太子賞(2022)など受賞。現在New European Bauhausのhigh-level roundtableメンバー。