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2024.06.17

YAMAGATA SHONAI SAKE STORY 2024|9/28(土)渡會本店


酒どころ山形庄内の魅力を、造り手の想いとともに感じる
ペアリングディナーイベント「YAMAGATA SHONAI SAKE STORY 2024」始動

スイデンテラスは、山形庄内の酒蔵・ワイナリーとコラボレーションした
ペアリングディナーイベント「YAMAGATA SHONAI SAKE STORY」を2023年から開催しています。
出羽三山がもたらす恵みの「水」、肥沃な庄内平野が育む「米」、受け継ぎ発展する庄内の「酒」。
そして、それらが繋ぐ「人の輪」。
豊かな自然があるからこそ育まれた旨い酒と豊かな食文化を学び、感動するひとときをお届けしたい、
そして、山形庄内ならではのSTORYを体感いただきたい、という想いから、
ペアリングディナーイベント「YAMAGATA SHONAI SAKE STORY」はスタートしました。

2024年のペアリングディナーでお召し上がりいただけるのは、
酒の造り手
・料理長・ソムリエが一皿毎に協議を重ねて考案した全7品のコース料理とお酒です。
お客様が山形庄内の個性豊かな酒の魅力に出会えることを願って、
酒蔵・ワイナリー毎の個性が光るペアリングメニューをご用意します。
ペアリングの演出と山形庄内の魅力に磨きをかけて開催する
「YAMAGATA SHONAI SAKE STORY 2024」にぜひご期待ください。

 

日にち  |2024年9月28日(土)
ご予約方法|宿泊プランでのご予約はこちら
※お電話(0235-25-7424)でのご予約も承っております。

※イベントのみにご参加希望のお客様は、
オンラインストア「SUIDEN STYLE」へアクセスの上、チケットをお買い求めください。

〜渡會本店とは〜
1615~23年(元和年間)創業。 「東北の小灘」と称された鶴岡市大山地区で400年ほど続く歴史ある蔵元です。蔵を代表する銘柄「出羽ノ雪」は蔵元の愛称としても親しまれています。生酛造りを採用しているのは大山地区で渡會本店のみ。生酛造りの酵母は最後まで糖分をアルコールに変えるためキレがある辛口の酒が特徴。「温故知新 不易流行」を理念に、伝統を重んじながら新しい挑戦も積極的に行う蔵元です。


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2024年7月以降も、山形庄内の酒蔵・ワイナリーとコラボレーションし、
「YAMAGATA SHONAI SAKE STORY 2024」を開催してまいります。
今後の開催スケジュールは、当館公式サイト・公式SNSにて
随時ご案内させていただきます。
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2023年3月の「#00 鯉川酒造」を皮切りにこれまで計5回開催してきた「YAMAGATA SHONAI SAKE STORY」では、酒蔵・ワイナリー毎の個性が光る料理と酒のペアリングを演出してきました。2023年に開催したイベントの様子やペアリングメニューは、instagramにてご紹介しています。ぜひリンク先へアクセスいただきご覧くださいませ。

●#00 鯉川酒造  /2023年3月25日(土)
「YAMAGATA SHONAI SAKE STORY」初めての開催は、原料米・蔵人・仕込み水全てを地元にこだわり「地酒」という言葉に誇りを持って酒造りを行う鯉川酒造とともに。蔵人が大切にし続けているのは「燗酒にしても美味しい純米酒」。その言葉の通り、繊細に日本酒の提供温度を何度も検証、コントロールしてご用意するほか、「庄内産グリーンアスパラのポシェ×森屋多郎左エ門 生原酒」では、日本酒に氷を一つ入れることでよりまろやかさを味わえるペアリングを演出しました。山形庄内の「水」「米」「酒」、そしてそれらが繋ぐ「人の輪」を実感いただけるSAKE STORYは、ここから始まりました。

●#01 加藤嘉八郎酒造  /2023年4月15日(土)・16日(日)
当日ご用意したのは、長期熟成した古酒や全国新酒鑑評会の受賞酒、無濾過生原酒など、加藤嘉八郎酒造の加藤嘉隆氏、加藤嘉晃氏がイベントのために厳選したお酒と、お酒に合わせて当館料理長 佐藤義高が考案した8品のコース料理です。特にお客様にお喜びいただいたのは、蔵人ならではの視点でレクチャーいただいた燗酒。温度帯によって味わいがガラリと変化する日本酒の奥深い世界を学び、感動する時間となりました。

●#02 渡會本店  /2023年5月27日(土)
創業400年近くの歴史を持ち、代表酒「出羽ノ雪」で知られる渡會本店とのコラボレーションでは、渡會本店の杜氏 渡會俊仁氏によるレクチャーともにお楽しみいただきました。イベントで最も感嘆の声が上がったのが、デザートで提供した「出羽ノ雪×貴醸酒 15年熟成」のペアリング。仕込み水として生もと純米酒を使用した美しい琥珀色の極甘口貴醸酒を、バニラアイスにたっぷりかけてお召し上がりいただきました。

●#03 竹の露  /2023年6月17日(土)
竹の露の製造責任者 相沢政男氏、相沢こづえ氏がご提供してくださった竹で会場を装飾し、お客様をお迎えしました。蔵人が「ぜひメニューに入れてほしい」とリクエストいただいたメニューは、「白露水珠酒粕のフォカッチャ」です。酒粕の香りが立ち込める焼き立てのフォカッチャは、味噌粕でマリネした「金華豚ロース肉の低温ロースト 大葉と山椒のジェノベーゼ」と相性抜群。お客様から蔵人への質問が飛び交うなど、お食事を通して人の輪の繋がりを実感する時間となりました。

#04 PINO COLLINA MATSUGAOKA×瀬間春菜  2023年7月29日(土)
「庄内のワイン×ハーブ×食」をテーマに開催。鶴岡市羽黒町松ヶ岡地区のワイナリー「PINO COLLINA MATSUGAOKA(ピノ・コッリーナ松ヶ岡)」と、株式会社Selenophile CEO 瀬間 春菜氏(フレグランスデザイナー)とのコラボレーションし、一夜限りのペアリングをお届けしました。ご堪能いただいたのは、2023年の「G7 広島サミット」で提供されたPINO COLLINA MATSUGAOKAのワインや、瀬間氏と料理長 佐藤義高が協議を重ねて考案した、庄内の食材とハーブのコラボメニュー。イベント当日の朝に摘んだ完熟前の青味が残るピノ・ノワールの果汁を料理にかけながらお召し上がりいただくなど、五感を刺激するイベントとなりました。

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ようこそ、
田んぼに浮かぶホテルへ。

出羽三山から庄内平野、そして日本海へ。
山形県庄内地方は、豊かな自然の恵みで満たされた土地です。
そして、この土地を象徴するランドスケープである水田から着想を得て生まれたホテルが
SUIDEN TERRASSE。

田んぼに浮かび、周囲の山並みや田園風景に溶け込むような佇まい。
木のぬくもりを生かしたシンプルで居心地のよい空間で、
晴耕雨読の時をお過ごしください。

SUIDEN カレンダー (更新日:2024年4月1日)

スイデンテラスのアイデンティティのひとつでもある「水田」では
自然との共生を目指す稲の栽培方法に挑戦しています。
四季折々で表情が変化する稲の栽培スケジュールはこちらをご覧ください。

SPECIAL PLAN

ARCHITECT 「美しい水田の風景をいかに保ちながら、そこに建築を優しく挿入するか」
世界的建築家 坂 茂氏が設計を手掛けた
四季折々で表情を変える田園風景と調和するSUIDEN TERRASSE

SUIDEN TERRASSEの設計を手掛けたのは、サスティナビリティを意識した紙管を使った建築や積極的な災害支援活動などで世界的に知られ、建築界のノーベル賞とも言われるプリツカー賞を受賞した坂 茂氏です。

設計にあたり坂氏が最も重視したのは「美しい水田の風景をいかに保ちながら、そこに建築を優しく挿入するか」ということ。基礎部やコア部分以外は木造構造で田園風景に馴染むよう考えられており、四季折々で表情を変える山形庄 内の田園風景とSUIDEN TERRASSEの建築の調和は唯一無二の風景を作り出しています。

開放的な共用部、ライブラリー、レストラン、温泉・サウナなどそれぞれに特徴がある館内施設、そしてプライベート空間が確保された客室エリアと、至る所に坂氏ならではの建築技術や意匠がふんだんに盛り込まれています。

滞在を通して、坂 茂氏による”田んぼに浮かぶホテル”の建築の魅力を存分に体感してください。

紙管しかん

紙管は坂氏の建築を象徴する意匠で、避難所で紙管シェルターとして使うなど被災地支援でも積極的に使われてきました。SUIDEN TERRASSEでは椅子、テーブルの脚、間仕切り、ベッドボードなど共用部や客室など館内の至る所で多用されています。

折板構造せっぱんこうぞう

2階共用部の特徴的なギザギザ屋根は折板構造が採用されています。屋根を蛇腹状に組み合わせることで強度が増し、在来工法で必要になる屋根、母屋、そして小屋梁などの構造が不要になる効果があり、2階共用部は可能な限り柱を排除した大空間を実現しています。

中庭の瓦

中庭の意匠として使っているのは、2016年に発生した熊本地震で倒壊した家屋の瓦です。被災地では災害廃棄物処理が非常に深刻な課題であるため、その課題解決の一助となるべく坂氏のアイデアで中庭の意匠としました。中庭ごとに異なるデザインをお楽しみいただけます。

大窓の筋交い

2階共用部の大窓に配されている木の筋交いも坂氏ならではの特徴です。木を斜めに組み合わせることで耐震性能を持たせる構造的役割を果たすだけではなく、時間の経過で窓から差し込む光の表情が変わるという共用部の重要なデザイン要素も果たしています。

SHIGERU BAN ARCHITECTS 坂 茂

1957年東京生まれ。77-80年、南カリフォルニア建築大学(SCI-Arc)在学。84年クーパー・ユニオン建築学部(ニューヨーク)を卒業。82-83年、磯崎新アトリエに勤務。85年、坂茂建築設計を設立。
95年から国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)コンサルタント、同時に災害支援活動団体ボランタリー・アーキテクツ・ネットワーク(VAN)設立。主な作品に、「ポンピドー・センター・メス」、「静岡県富士山世界遺産センター」、「大分県立美術館」、「ラ・セーヌ・ミュジカル」、「オメガ・スウォッチ本社」などがある。これまでに、フランス建築アカデミーゴールドメダル(2004)、日本建築学会賞作品部門(2009)、フランス国家功労勲章オフィシエ(2010)、オーギュスト・ペレ賞(2011)、芸術選奨文化部科学大臣賞(2012)、フランス芸術文化勲章コマンドゥール(2014)、プリツカー建築賞(2014)、JIA日本建築大賞(2015)、紫綬褒章(2017)、マザー・テレサ社会正義賞(2017)、アストゥリアス皇太子賞(2022)など受賞。現在New European Bauhausのhigh-level roundtableメンバー。